2022年度秋季研究大会のご案内

国際文化政策研究教育学会会員各位

平素より大変お世話になっております。国際文化政策研究教育学会(ICPA)事務局でございます。
9月10日~11日に開催されます2022年度秋季研究大会の追加のご案内です(名称を変更しております)。
プログラムに変更が出ておりますので、ご確認ください。

2022年度秋季研究大会

1 開催の趣旨
2022年秋季研究大会は、(一社)文化政策・まちづくり大学校(主催)と国際文化政策研究教育学会(企画・運営)との共同開催で行います。
「働学研・論文研究 発表会」企画として、3つのプログラムが予定されています。
研究報告、書評会、シンポジウムなどを多様に組み合わせ、文化・学術・現場が三位一体となって、多彩なハーモニーを奏でたく思います。
9月10日(土)の午前のセッションは,子どもの福祉・教育分科会。
11日の午前のセッションは、個人研究発表。
11日午後のセッションは、ライフワーク出版記念の書評会&シンポジウム。
社会人研究者3人のライフワークが単著書として7-9月に出版されるのを記念し、
その歴史的な意義と新たな地平について、多面的に深めます。
各位のご発表、ご参加をお待ちしています。

            
2 開催要領
開催時期
2022年9月10日(土)午前9:30~12:00、11日(日)9:30~12:00、午後13:30~17:00
開催方式・運営
 オンライン&成徳学舎(高辻室町繁昌町)対面方式のハイブリッド開催
 各セクションの企画者(近藤・藤岡、中谷、十名)
参加申込  (事前登録をお願いします)
 参加セッション(1:9・10,午前、2:9・11,午前、3:9・11,午後)を銘記して、
 会場参加(20名で締め切ります)は メールアドレス office@icp-education.org
 オンライン参加は 以下の参加申込フォームから受付をしてください。リモート参加のURL,ミーティングID、パスコードが返信されます。
オンライン参加申込フォーム
https://forms.gle/Sy1Qwkfnd53JdSrLA

報告資料公開
9月5日以降公開予定 共有フォルダのURLは9/5を目途に、学会HPに掲載
参加費は無料です。フォルダに掲載された報告は、資料集として、1部1000円で販売します 今後の活動をご支援いただける皆様からの温かい寄付をお願いしています

お問い合わせ:国際文化政策研究教育学会 office@icp-education.org

3 プログラム
3.1 9月10日 午前 9:30~12:00
子ども(教育・福祉)分科会 司会:藤岡純一
 近藤真理子(太成学院大学):「『保育援助論』が今に提起すること」
石田史樹、(京都市 施設職員):「施設における支援の現状から」
伊藤華野(京都西山短期大学):「こどもへのマインドフルネス・ヨーガの取り組み」
中川陽子(大阪成蹊短期大学)、芳井宏暢(常磐会学園大学):
「保育実習の課題ー保育者養成校の気づきから」
西川友理(白鳳短期大学):「支援者が自らの当事者性を眺めるとき~当事者研究から」

(小川博久『保育援助論』萌文書林,2010年、を下敷きにしながら、保育士(幼児、施設)養成の課題、子どもとのかかわりなど大学等の現場での課題を共有しながら討議をしている研究会からの報告です。公開の「保育実践研究ゼミ」に、保育、福祉に限らず、多くの方のご意見をお聞かせください。)

3.2  9月11日 午前 9:30~12:00
個人研究分科会 司会:中谷武雄
・小宮弘信:「ラスキン『フォルス・クラヴィゲラ』とモリス『社会主義:その成長と帰結』でたどる二人の宗教観」
(若きジョン・ラスキンは敬虔な福音主義者であった。著作には聖書からの引用や教えが数多く掲載されている。『社会主義:その成長と帰結』の中の「The Religion of Socialism」からモリスの宗教観を読み解いていく。)
・池田清:「憲法13条の生命、自由、幸福追求と学習の関係」
(憲法13条の生命、自由、幸福追求と学習の関係について、生物学や脳神経学など自然科学の最新の研究成果を踏まえて解明する。)
・綾野浩司:「歴史に学ぶことは、緊急の課題-21世紀のヒューマニズム思想の探求」
(戦後近代化論争を牽引してきた、水田洋(1954)『近代人の形成』の【読書ノート】を題材に、J.ラスキン思想の核心である「There is no wealth, but life.」との「交響」可能性を探る。)

3.3 9月11日 午後 13:30~17:00 ライフワーク出版記念書評会&シンポジウム
第1部 ライフワーク出版3冊の書評&リプライ(13:30~15:30司会:太田信義)
横田幸子[2022,7,31]『人類進化の傷跡とジェンダーバイアス
―家族の歴史的変容と未来への視座』社会評論社
濱 真理[2022.8]『市民と行政の協働
―ごみ紛争から考える地域創造への視座』社会評論社
熊坂敏彦[2022.9]『循環型地場産業の創造
   ―持続可能な地域・産業づくりに向けて』社会評論社
(7-9月に、3冊の単著書が社会人研究者の数十年の思いと研鑽を込めて相次ぎ出版されました。さらなる成果発表の継続に向けて,単著公刊の経緯を語り合います。)

第2部 ライフワーク出版記念シンポジウム(15:30~17:00司会:十名直喜)
 十名直喜:「社会人のライフワーク出版同期化の歴史的意義と協働の未来に向けて」
 その他
(ライフワーク出版の著者、書評者、コメンテイターそして参加者が一堂に会し、思いと体験を語り合う。珠玉のノウハウや教訓を浮かび上がらせます。)

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